BANANA FISH 5話 死より朝へ

スポンサーリンク

晴れて自由の身になったアッシュ。しかし、アッシュが素直に保釈申請に応じたのはある決意をしたからだった。マックスもアッシュがしようとすることに気づき、止めようとするが時既に遅しで、アッシュはある決意を胸に刑務所を後にしていた。。

スポンサーリンク

目次

  1. あらすじ 
  2. 前半の内容(ここからネタバレ、ご注意下さい)
  3. 後半の内容 
  4. 感想 
スポンサーリンク

あらすじ

BANANA FISH #05 From Death to Morning 死より朝へ

素直に保釈申請に応じ、晴れて自由の身になったアッシュ。
彼はついにあることをしようとしていた。
マックスはアッシュのしようとすることに気づき彼を止めようとし、アッシュに関わっていく。
今週はさらにマックスのお父さん化がすすみます。(^_^)
英二がなぜアッシュから離れないか、その理由が今回明かされる。
また、ゴルツィネの裏稼業の一つが明らかにされる。

【ここからネタバレです。】


スポンサーリンク

前半の内容

刑務所ではアッシュはマックスの顧問弁護士であるジョージ・スコット弁護士に保釈手続きをしてもらって、晴れて自由の身となる。

スコット弁護士に対してはめちゃくちゃかわいげがあるアッシュ。
スコット弁護士「素直でいい子じゃないか。」
マックス「だまされるなよ」
スコット弁護士「まあまあ。相手は十七歳の子どもだし。」

一方、アッシュの保釈の知らせが英二とゴルツィネが届く。
喜ぶ英二と忌々しげなゴルツィネ。

マックスが房に戻ると、気が沈んだ様子のアッシュがうつむいてベッドに座っていた。
マックスはアッシュがグリフィンの事で気落ちしていると思い、彼を慰めようとする。

しかし、マックスがバナナフィッシュの事でディノ・ゴルツィネに刃向かうことを言うと、アッシュは皮肉そうにニヤッとする。
アッシュ「あんたじゃ無理。」
マックス『やっぱり、元のアッシュだ』

房を出ると英二、伊部さんとチャールズが迎えに来ていた。
アッシュは優しい表情で英二に礼を言う。

アッシュ達が出て行くと同時にマックスはスコット弁護士の所へ駆けつける。
彼はアッシュが兄の敵を討つためにゴルツィネを殺す決意をしたことを悟ったのだった。
そのことを聞いて、驚くスコット弁護士。

外ではアッシュがしおらしい様子でチャールズに
「実は俺兄さんがいるんだ。」
全てを知っているチャールズは少し挙動不審になる。
英二も目が泳ぐ。(笑)

アッシュ「きっと心配しているから会いにいきたいんだ」
(うわ~~ワルじゃのう。)
チャールズ「うわ~~、これ以上だまってられない~~。」
と言って、真実を話す。
(ま、どうせすぐ分かるし。)

車の中で哀しみに耐えているフリをしているアッシュ。
アッシュがとっくに知っていることも知らずに、英二はひたすらアッシュに謝る。
(あーあ)

アッシュは気分が悪いから車から降ろしてくれと頼む。
チャールズが車を停止させ、車から出てアッシュの様子を見る。
するといつの間にかチャールズの銃をくすねていたアッシュがそれで脅して、他の三人を車から追い出す。

チャールズ「馬鹿なまねはよせ!!」
アッシュ「これは俺自身の問題だ。俺がケリをつける!!」

しかし、大人二人が隙を突いてアッシュを押さえつける。
必死で抵抗するアッシュ
その様子をじっと見る英二。

一大決心をする。

運転席に座って、車を急発車させる。

大人二人、車から振り落とされる。

しばらく走ってから、アッシュは英二に車から降りろと言うが、
お兄さんの死に責任を感じている英二はアッシュと一緒にいると言って譲らない。

ひたすら自分が悪いと謝る英二を見て、アッシュは
「日本人は変な奴らだ」
と呆れる。

しょうが無いので、英二に
「好きにしろ」
と言う。
英二は喜んでアッシュについていく。

一方、伊部さんやオーサーはアッシュの駆け込み先がチャイナタウンだと確信していた。
ゴルツィネの温室ではオーサーは自分の売り込みをしつつ、今回の顛末のいきさつを
「パパ・ディノ~。そろそろ僕にも色々教えて~。」
て感じで質問していた。

そこでパパ・ディノは
「バナナフィッシュとは薬物の名前だー!!それは世界を変える薬物なのだー!!今はそれしか言えん!!」
オーサーに伝えた。
何となく納得させられオーサー。

チャイナタウンへ入った二人、アッシュはすぐに尾行に気づく。
(パパ・ディノ、仕事が早い!!それに比べて警察は……。(´д`))

すぐに裏通りで尾行していた男を捕まえる。と、そこへなぜかショーターが駆けつけてきた。
ショーターが何者か吐かせるためにその男を子分にどこかへ連れて行かせる。

アッシュは
「俺の問題だから、手を引け」
とショーターに言うが、ショーターは激しく反発する。
引かないショーターにアッシュも折れ、ショーターに協力を頼む。
(あ~、これでショーターの運命が……。)

張大飯店ではショーターのお姉ちゃんとチャールズが話し込んでいた。
(実は二人は親しかったのね。)
お姉ちゃんはオーサーがショーターの命を狙っているのに警察は何もしないとチャールズを責める。
チャールズも何も出来ない自分が悔しい。

若者三人はチャイナタウンのどこかの隠れ家にいた。アメリカ人二人は英ちゃんが日本に帰らない理由を聞いていた。
英ちゃんは日本にいた時、怪我がきっかけで棒高跳びが出来なくなっていた。
そして、現実から逃避するために、伊部さんの誘いを受けてアメリカへやってきたのだった。
英二はもう困難から逃げるのはダメだと思って、今回の事は最後まで見届けたいと言った。

次の日の朝、アッシュは闘いが始まったらお前を守れないからと言って、銃を渡す。
戸惑う英二だが、銃を受け取る。

スポンサーリンク

後半の内容

アッシュは華僑のボスの李 王龍(表向き銀行家)に協力を仰いでいた。
(実はこの人すごい悪者だったりする)

李 王龍は最近調子にのっているゴルツィネが気に入らないので、彼に闘いを挑むアッシュに手を貸すと言ってくれた。

アッシュはショーターと英二にゴルツィネ暗殺計画を語る。

ゴルツィネは「クラブコットン」という魚料理専門店を経営しているが、その店は裏では誘拐し逃げられないように麻薬漬けにした児童に姓接待を強制させていた。
ついでに自分も楽しんでいる。
(うわ、最低)

客は社会的地位のある連中で、ゴルツィネは彼らが児童買春をしたことで弱みを握っていた。
子ども達は薬漬けにされているせいで、早死にしていた。
それで、ゴルツィネは子ども達が成長して売り物にならなくなって処遇に困る前に子どもが死んで、かつ秘密も守れるというシステムを作り出していた。
(アニメ界でも一、二位を争うクズがここにいる!!(;゜ロ゜))

ゴルツィネは毎月15日この店に来るので、アッシュはその日にそこを襲撃する事にした。

その頃、伊部さんはチャールズからマックスもようやく出所したが、行方不明となっていると聞かされる。
が、チャールズのいないときにマックスが伊部さんの所にやってくる。

マックスもクラブコットンの事を調べ上げ、15日にアッシュが何か仕掛けることを予測していた。
そこで、アッシュを止めるために伊部さんに協力を仰いだ。
英二を心配する伊部さんはマックスについて行く。

15日、アッシュはゴルツィネを待ち伏せしていた。
アッシュはチャイニーズマフィアがアッシュやバナナフィッシュの事を調べ、バナナフィッシュに興味を持っていることに気づいていた。
実はアッシュを尾行していたのはチャイニーズマフィアの一員で、アッシュが逃げ出したことをショーターに知らせたのもチャイニーズマフィアの一人だった。

ゴルチィネがコットンクラブへ入ろうとすると、トラックでアッシュ達が襲撃してきた。
アッシュはトラックの荷台に立ち、ゴルツィネを狙うが、誰かがアッシュを狙撃したせいでゴルツィネの急所を外してしまう。
(残念!!)

ゴルツィネ「アッシュー!!貴様そこまでわしに逆らうかあ!!」
とお怒りになる。
そして、部下に
「生け捕りにしろ-!!」
と命令する。
(殺せと言わないところがアッシュに未練があるのね(^_^))

アッシュを狙撃したのはオーサー達だった。彼らはコットンクラブの近くのビルの一室でアッシュを待ち伏せしていた。
アッシュ「おのれー、オーサー。」
(オーサーも予測していたということは、わざとパパ・ディノを危険な目に遭わせたのかなあ)

そして、コットンクラブの入り口に勢い余ったトラックが激突して、止まってしまう。

英二がトラックの扉を開けたときオーサーの子分がナイフで切りつけようとする。
銃を撃とうとするが、腰が引けて何も出来ない英二。
(だから、お前は日本へ帰れって-!!)
代わりに怪我しているのにもかかわらず、ショーターが撃退してくれる。

ちょうど、マックスと伊部さんが駆けつける。
マックスはアッシュに川へ飛込むように叫ぶ。
オーサー達とゴルツィネの子分に銃撃されながらも川へ飛込む全員。

港の貨物置き場にとりあえず逃げ込む面々。
怪我しながらもなおゴルツィネを倒すことをあきらめきれないので、アッシュは根性で再び襲撃しに行こうとする。
無茶するアッシュに怒るマックス。
アッシュ「うっせ~。」

キレた大人(マックス)はいきなりアッシュを殴って、気絶させる。
伊部さんとショーターが唖然とする。
(英二姫はおねむしてます)

ゴルツィネ邸ではパパ・ディノはアッシュを逃した部下達にアッシュを生け捕りにしろと命令する。
「殺せばい~じゃん」
と言うオーサーに、ディノは

「あれはわしのもんだ、誰にもわたさ~~~~ん」
と鬼気迫る表情というか、完全にいっちゃってる様子で言う。
(こじらせたストーカーみたい。)

『オヤジ、マジ寒~。うげっ』
という表情でドン引きするオーサー。
(よく見るとオーサーもアッシュと同じ金髪で緑色の目だ。パパもアッシュをあきらめてオーサーで手を打ったら?)

マックスに倒されたアッシュはマックスの隠れ家で目を覚ます。
(汚いオッサンを見た後なので、余計アッシュが美しく見える。)

みると、アッシュの怪我は手当てされていた。
そして、まさにマックスはショーターの傷口を縫っているところだった。
(いたた。)

マックスはアッシュとグリフィンの故郷であるケープゴットへ行くぞと言う。
(ケープゴット?どこ?もしかしてディ○ニーランドにあるあのレストラン? → 調べたらマサチューセッツ州の端っこにある地域だった)

なぜと問うアッシュにマックスは故郷にグリフの残した手紙とか写真があるだろと答えた。
そして、日が暮れたら出かけるぞと言った。

隠れ家のビルの屋上へ出るアッシュ。
夕日を見ながら、
「兄さん」
とつぶやくアッシュ。
涙がぽたり、ぽたりと落ちた。

スポンサーリンク

【感想】

英二~足引っ張るな~!!
アッシュのことを思うなら、日本へ帰ってくれ~。
しかし、英二は狂言回しだと思って気を静めよう。

児童売買春のエピソードは現実に子どもに対する性虐待や被害が世界各地であるので、実際に見聞きした色々なケースと重なって怒りを感じた。

先週といい、今週もラストがすばらしい。今週も夕日のマンハッタンが凄く綺麗だった。
夕日を見て、やっとグリフィンを失った悲しさと向き合うことが出来たアッシュの様子に胸がじーんとした。

割と雑な計画で、ゴルツィネを襲撃したのはグリフィンの死に向き合えない故の行動だったと思う。
それが、自分の事を真剣に心配してくれるマックスに叱られたり、次の道をしてもらったりして、一種の安心感を得たおかげで冷静になったのでは。

(頼りないけど)数少ないまともな大人であるマックスってどこか安心感を与えてくれるところがある。完璧な人間ではないけど、良心的で、正義感がつよい等身大の大人である。
アッシュがそんなマックスと関わることによって、年相応の少年らしい感情の表出をするようになっていくのを見て、彼は一種の育て直しをしてもらっているような気がする。