宇宙戦艦ティラミス １１話

「俺はこういう絵が欲しかったのかもしれない。」

民衆の軍に対する反感に対応するために、対策の一環として政府はマスコミを利用する事にした。そのせいで、とある番組のスタッフがスバルを取材するためにやってきたが。

#11 NON-FICTION/REUNION WITH CHIBI

民衆に対する軍の広報活動の一環としてある有名TV番組のスタッフがティラミスへやってくる。

黒いデュランダルの事で頭がいっぱいのスバルは反発するが、スタッフのプロデューサーから名刺を渡されたとたん、態度が一変する。なぜ・・・？
スタッフと一緒に出撃したスバルはすぐ不審機に遭遇する。その不審機といよいよ戦闘に入る時、相手は意外なそんざいだった！！
驚喜するスバル。不審機の正体とは…？
収録は無事にできるのか？

今回もいろいろツッコミどころ満載な回です。懐かしのキャラクターも出たり、夜アニメにしか出来ないシーンも出てきます。(^_^)

ここからネタバレです。ご注意ください。
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宇宙戦艦ティラミスではヴェンチュリー艦長が乗組員に演説をしていた。
地球では軍に対するデモがおこっているそうで、その対策の一環として政府はマスコミを利用する事にした。

連邦放送局の取材が入ることになったので、スバルは艦長から同行するように命令される。

スバルはそれどころではないと反発する。
彼はあの黒いデュランダルを倒すことで頭がいっぱいだった。

しかし、ハマーはにやにやしながらスバルに
「い～じゃないか優等生。テレビに出たらモ～テモテのヤリまくりだぞお。」
（でた～、ハマーお得意の下ネタ発言）

スバルはその発言に余計怒り、デュランダルの整備へ行く。
スバル「大人達の都合にあわせられるか！！」

すると、行った先にテレビ局のスタッフが待機しており、スバルに名刺を差し出した。
それは何と

スバルがドハマりしている番組のスタッフだった。（N○Kの『プロフェッショ○ル 仕事の流儀』みたい）
テレビ局のスタッフ「よろしく頼みますね」

スバルは深々と頭を下げ、
「よろしくお願い致します！」
と丁寧に挨拶する。
そんなスバルを見て、スタッフ達は聞いてたのとは違って、いい子じゃないかと言い合う。
（どういう評判だったんだろう(^_^)）

で、さっそくスタッフはスバルに密着取材し始める。
緊張するスバル。

緊張しすぎてワキ汗が凄いことになっている。
（あれって宇宙服じゃなかったの？）

緊張でデュランダルが挙動不審な動きになり、壁にぶつかる。
TV局スタッフに笑われてちょっと嫌な気分になるスバル。

どうにか出撃するスバル。
相変わらず緊張してカメラ目線になっていたので、スタッフにカメラは意識しないでリラックスしてと言われる。

と、UNKNOWN機が急速にデュランダルに接近してくる。
その正体不明の相手と戦闘に入ろうとするが、

なんと、それはスバルが以前宇宙で拾って飼いきれなくなって再び宇宙へ捨てたあの犬、“チビ”だった。
さらに巨大化していた。
涙を流して再会を喜ぶスバル。

チビを抱きしめようと近づいていくが、
チビに甘噛みされ、振り回される。

そこで、スバルはコクピットから出て姿を見せる。
チビもスバルのワキ汗の匂いでスバルを認識し、笑顔を見せる。
そのまま激しく舐められて、スバルは反動でコクピットへ戻される。

で、スバルはデュランダルでちびをなでなでする。
TVスタッフはその様子もカメラを回していた。
スタッフ「カメラ止めます？」
プロデューサー「いや、回し続けるぞ。俺はこういう絵が欲しかったのかもしれない。殺伐とした戦場にもこういった奇跡の再会があるんだという」

スバル「よーし。宇宙散歩へ行くぞ言って、なぜかリールが出てくる。
（え～）

チビと散歩するスバルをいいねえと言いながらカメラに収めるスタッフ。

チビがうんちしそうになるとスバルは巨大なスーパーの袋を出してうんちの始末をした。
（え～え～、どうツッこんでいいか分からない(・0・)）

すると、向こうから機動兵器に散歩してもらっている巨大ゴールデンレトリバーがやってくる。

威嚇するチビ。

スバルは必死でチビをなだめようとするがチビが全然おとなしくならないので、パニック状態になり
「ステイ、ステイ！待て！」
と英語と日本語が混ざってしまう。

そのうち、チビに甘噛みされたために、破損していたデュランダルの右腕がちぎれる。
そして、チビは宇宙レトリバーに襲いかかる。
スバル「チビ-待て-い！！」

スタッフ「カメラ止めます？」
プロデューサー「いや、そのまま。俺はこういう絵が欲しかったかもしれない。殺伐とした・・・」
（お前、さっきからそればっかりやな）

何と、チビは宇宙レトリバーに後ろから交尾していた。
（え～いいのか～こんなシーンをアニメでやっても）

スバルは呆然とし、改めて生き物を飼う大変さを実感していた。

結局、収録しに来ていた番組「プロフェッショナルズ」のスバルの回は度重なる女子バレー試合の延長によりお蔵入りとなった。
深いため息を吐くスバル。
（かわいそうに(´・_・`)）

宇宙に再び捨てられたチビのその後が少し気になったので、元気に過ごしていてよかった。
いったい、何を食べているのか気になるけど。
それは考えてはいけないのね。ギャグなので。

そういえば、今回もツッコミ所満載なギャグだらけだった。
特にビームのリールやゴミ袋をだすエピソードは銀魂と共通するナンセンスなギャグを感じる。
でも、番組がお蔵入りになって気の毒だったけど、このとほほなオチもティラミスらしいラストだなと思った。（笑）