ゆるキャン△第8話「テスト、カリブー、まんじゅううまい」

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タイトルにあるカリブーはあの有名なリゾート地のカリブでは無く、カリブー(北米のトナカイ)では無く、アウトドアショップのカリブーである。野クルの面々はカリブーへショッピングしに行く。そこにはいろいろな魅力的なキャンプグッズが。

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目次

  1. あらすじ 
  2. 前半の内容(ここからネタバレ、ご注意下さい)
  3. 後半の内容 
  4. 感想 
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あらすじ

テスト前にもかかわらず、千明はあおいを道連れにして、学校の調理室であおいとスキレットのシーズニングを始める。
テストが終わって、野クルの面々はカリブーというアウトドア用品専門店へ繰り出す。そこにはいろいろな魅力的なグッズ満載だが、やはりお値段も品物に見合ったもので、ひたすらため息のなでしこ。
今回はキャンプなしの中休みの回だが、千明とあおいの中学時代が見られる。

【ここからネタバレです。】


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前半の内容

千明に呼び出されるあおい。テストが近いのになーと思うあおい。

部室でなぜか、寝袋に入っている千明。
千明「さぶいから入ってみたけど。お腹もちべてー。(冷たい)」
寒いので、うごめく。その時あおいがやってくる。

床に落ちても、動き続ける千明。
あおい「芋虫がのたうっとる。」

あおいが呆れながらも、部室に呼び出した理由を訊く。
千明がよくぞ訊いてくれたぞいう感じで
「犬子、これをみよ!!」
と、何かをセットし始める。

なんと、ミニテーブルと木の器となんと、あのスキレットが。
千明が自慢げにじゃーんと見せる。

あおい「急にどうしたん?」
千明がオサレセットを買った理由を言い始める。

千明は前回行った、野クルのキャンプで見かけたおしゃれキャンプをしていた女性二人組の事を話し始める。
おしゃれなキャンプ道具が充実していた彼女らに対して自分たちはレジャーシート一枚だけで惨めだったみたいなことを言う。
あおいは千明がオサレセットをそろえた理由が分かる。
あおいが「これ、全部で7,8000円するんやないの~?」と訊く。
が、実はホームセンターで買って全部あわせて2,370円!!
あおい「安!!」
実はテーブルは安いキッチンラックで、ネイティブアメリカン柄の布と木皿を使って工夫しておしゃれ感を出していた。
(おお、エライ!!)
そんなとき、なでしこからLINEがくる。

とりとめの無い内容が送られてきた。

千明に「帰って勉強しろ!」とツッコまれる。
千明のほうもあおいに勉強しないの?とツッコまれる。

が、千明は前日にならないとお尻に火がつかないと開き直り、それどころか
「テスト直前に最大限のパフォーマンスを爆発させるぞ!」
と言う。
それを見て、あおいは一学期や中学時代を思い出す。

千明は帰って木皿でスープを入れて飲もうと言う。
が、あおいが木皿の裏を見て、熱い物が入れられない事を指摘する。

千明がよく読むと
熱い料理がダメ、匂いの強い料理がダメ、熱湯がダメ、水に浸けておくのもダメ、
と書いてある。
千明は「何に使えばいいんだよ!!」
と怒る。

あおいがサンドイッチやお菓子皿なんじゃない?と言う。
熱い物がだめな理由は皿にラッカーが塗ってあるせいだと分かる。
それで、千明は木皿をヤスリがけして、ラッカー塗料を剥がし、オリーブオイルを塗って仕上げることにする。
あおいも巻き込み、調理室でついでにスキレットのシーズニングもすることに。

しばらく為になるシーズニングの丁寧な解説が入る。
シーズニングとは表面のさび止めを落とし、オリーブオイルをなじませる、鉄なべなどを買った時にはじめに行う慣し作業である。
まずスキレットをしっかり洗う

次に空焼きをする

オリーブオイルをなじませる。

何度か繰り返す
取っ手が熱くなるので気をつけること。
(それで、スキレットを持っている人は革製の取手カバーを付けていたのか。)

で、千明が木皿のやすりがけ、あおいがスキレットの空焼きをする。
その時、二人は歴史の田原先生が産休に入り、新しい先生が来る話をする。
(おっ、新しい先生はもしかして、前回に出ていたあの人…?)

千明が話題を変えて、前回の野クルキャンプで長時間歩いたが、本当は100円のバスで行けたと言う。
驚いたあおいが油断して、熱くなったスキレットの取っ手を触ってしまう。
ジュッと皮膚の焼ける音がする。
(あつつつつ。)

あおいがやけどしたので、作業を交代する二人。
前回のキャンプの思い出に浸る二人。
その時、恵那が調理室にいる二人を見つけ、
「何してるの?」
と言って、教室の戸を開ける。

突然の恵那が現れたので、千明は油断して熱いスキレットに誤って触ってしまう。ジュッとした音が出てやけどする千明。
(肉焼かんと、別のもの焼いてどうするんや。)

やけどした野クルの二人に変わって、恵那がシーズニング作業をする。
シーズニングについて初めて知って、おもしろがる恵那。
スキレットでミカンの皮を炒めている。
その後、シーズニングはオイルがなじんできたら、野菜くずなどを炒め、お湯を沸かして、空焼きし、最後にオリーブオイルを塗って終了。
(やれやれ、めんどくさ~。)

シーズニングが終わった頃、千明も木皿の仕上げを終える。
その時、なでしこから通信が有り、
「皆でクリスマスキャンプをやりませんか!!」
とお誘いメッセージが送られてきた。

いいねえと言う反応の千明にあおいは
「私は彼氏と過ごすから。」
(ええ-!!)
千明「貴様、彼氏いたのかー!!」
(裏切り者を見るような目つきであおいを見る。)
あおい「うそやで~。」
(おいおい、そばう丼の時と同じやないかー!)

あおい「いつもは家族とクリスマスやけど、皆でキャンプするのいいかもね。」
千明「家族いたのかー、貴様!」
(え、それツッコむとこ?)
あおい「なんじゃ、ワレ?!」
思わず笑ってしまう恵那。
そして、あおいは恵那もキャンプに誘う。
返事を保留する恵那。

帰り、二人はなでしこにクリスマスキャンプに行くことを伝える。喜ぶなでしこ。

その夜、さっそく木皿にコーンスープを入れてうきうきして飲む千明。

千明「くっさあ~!!」
塗料を剥がしたアカシア製木皿は独特の匂いがあり、お酢を入れた水にしばらく浸けて、匂い抜きをしないといけないらしい。

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後半の内容

テストが終わり、三人は身延(みのぶ)駅で降り、カリブではなく、アウトドアショップのカリブーへ行く。
高額商品があるので心を奪われないように、気をつけるようになでしこに伝える千明。

いろいろと心躍る商品があるカリブー。
早速、いろいろなものに心奪われるなでしこ。
その中でラブリーなランプを見つけるなでしこ。店員さんが火を付けてくれる。

値段を見ると、けっこういい値段。
4,690円
なでしこ、店員さんに
「お金を貯めてまた、来ます。」

買う代わりに店内の写真を撮ったり、服の試着をした、店内のキャンプで寛いだりする三人。

テントの下に敷くマットを見つける。三人。
次のキャンプまでにマットを買わないとねと確認しあう。
恵那がマットの種類についてなでしこに説明する。

マットは「フォームタイプ」、「エアータイプ」、「インフレータブルタイプ」の主に三種類ある。
「インフレータブルタイプ」がコンパクトに収納でき、一番寝心地がいい。

マットって必要?という疑問を持ったなでしこに対して、千明は
「マットは寝心地をよくするだけでなく、地面からの冷気も防ぐぞ。」
と解説する。
前回のキャンプのイーストウッドでは、千明とあおいは底冷えして途中で目が覚めていた。
反対になでしこはぐっすり眠れていたらしい。(たくましい。)

一方、志摩さんが帰宅すると、なでしこから「かりぶーなう!」というメッセージが来た。
志摩さん「かりぶー?ああ、あの店か。」
さすが、志摩さんはカリブーの存在を知っていた。
一月に三回もキャンプしたなでしこに感心する志摩さん。
次のキャンプはどうしようかなと思う志摩さん。

相変わらずカリブーで寛いでいる野クルの面々。
千明とあおいのバイトの話から、新しく来る鳥羽先生の話になる。

綺麗で優しそうで、イメージのいい鳥羽先生。
(あの酔っ払いが、別人みたい!!)

しかし、千明のバイト先ではグビ姉というあだ名がついている。(毎日、ビール6缶パックを買うため)
(飲み過ぎやろ~)
なでしこは鳥羽先生と以前、どこかで会ったような気がしている。
(会ってるよ~。)

三人は帰りにできたての柔らかい身延饅頭を買って、河川のベンチで食べる。

なでしこはバイトを探すことを決意する。
身延饅頭を食べ尽くしたなでしこは再び、身延饅頭を買いに行く。

あおいも食べ尽くしたので、なでしこの跡を追う。

残された千明は同じく残された二人の荷物を抱えて、同じように身延饅頭を買いに行く。
(あら~千明、かわいそう。)

今回の部屋キャンは志摩家にて。

志摩さんがグー○ルマップの3Dビューがこの辺も見られるようになったのに気づく。
画像を見る志摩さん。

そこになでしこの姿を発見する。
(えっ、顔映ってるやんか。ダメじゃん、グー○ル。)
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【感想】

ついに、スキレットを買ってしまった千明。意外とお得な値段のものもあるんだなあと思った。しかし、鉄系の調理器具は手入れが面倒くさい~。おしゃれはお金と手間がかかるなあ。カリブーですてきな商品を見つけ、店員さんに勧められたとき、ちらっと値段を見るシーンがあった。これはよくある、あるあるで、なでしこの気持ちがよく分かる。お金がない者はついつい値札を見ないと安心して買えない。

相変わらず野クルは自分たちが買える範囲で代用品を買って工夫してキャンプライフを楽しもうとしている。千明も安いグッズでもおしゃれ感が出るように工夫しているのが好感を持てる。
ゆるキャンのいいところは誰でも金銭的に無理せず楽しめるキャンプ生活を見せてくれるところだと思う。

そういえば、グーグルの3Dビューってプライバシー保護に問題があるなあ。アニメではギャグで済むけど、知り合いが見たら、本人って分かる写真が載っていたり、戸建ての表札の名前とか平気で映っていたりしているし。だいじょうぶかな~。