宇宙戦艦ティラミス 7話

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今回の名言「思い切ってグッと!!恐怖心捨ててグッといくんだよ!!グッと!!」

幼い頃生き別れた兄と再会したスバル。兄は”地球連邦”と敵対する”メトゥスの民”側の軍人になっていた。艦の生活に嫌気が差していたスバルは誘われるまま兄とともに行くが、お兄ちゃんは超うっとうしい性格をした残念なイケメンだった。

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目次

  1. あらすじ 
  2. 前半の内容(ここからネタバレ、ご注意下さい)
  3. 後半の内容 
  4. 感想 
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あらすじ

#7 LOST MEMORY/TRAGEDY IN THE LIQUID ROOM

前回、コーディさんが素顔を表すとなんと、彼の正体は幼い頃生き別れた兄のイスズだった。
兄は”地球連邦”と敵対する”メトゥスの民”側の軍人になっていた。
ストレスフルな生活に嫌気が差していたスバルは誘われるままお兄ちゃんについて行く。

しかし、兄のイスズはスバルに輪をかけて超めんどうくさい性格をした残念なイケメンだった。
当然、めんどくさい性格同士の兄弟は色々な事がおこる……。

【ここからネタバレです。】


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前半の内容

前回、お兄ちゃんと久しぶりに再会したスバルだが、小さいときに生き別れたきりなので、お兄ちゃんの見た目がすっかり変ってしまい、コーディさんがイスズお兄ちゃんかどうか信じかねていた。
そんなスバルにお兄ちゃんは自分と一緒に来ないかと誘う。

こちらはスバルの望む環境を用意してあげるよと誘惑する。
(ここまではこのお兄ちゃん格好良かった。→遠い目 (´д`))

お兄ちゃんは自慢の愛機、ケリュケイオンを自慢げに見せながら、スバルに行こうと促す。

がが、
イスズ「うっ!ケリュケイオンの鍵が無い!!」
(モビルスーツにそんなもんいるの?まあ、もちろんスマートキーだろうね。)

やばい、やばいと言いながら必死でカバンの中をかき回すお兄ちゃん。
スバル「何がやばいの?」
イスズ「鍵が無いの。お前見んかった?これくらいの黒い小さいの。」
(どう見ても車のスマートキーにしか見えない)

スバル「知らないよ~。」
イスズ「絶対に泥棒だ。絶対に泥棒に盗まれた。」
イスズ「はい、ケリュケイオンの鍵は盗まれた。絶対に~」
両手で顔を覆う残念なイケメン。
(うわっ!ウザ~)

スバルは
『兄さんはすぐ絶対って言うなあ。』
と思って呆れる。
(ドキッ!サイト主もよく言ってしまう。(^_^))

スバルはもうちょっと探そうよと言って、お兄ちゃんのカバンの中を探してあげる。
お兄ちゃん、むっとして
「そこは見た!見た!見たってば~!もう、絶対!!絶対!!」
(櫻井さん、今までこんな残念な性格のキャラクターを演じたの初めてだろうなあ……)

ひょいっとカバンからケリュケイオンの鍵を出すスバル。
(やっぱりどう見ても車のスマートキーにしか見えない。(^_^;))
スバル「黒い小さいのってこれ?カバンの底にあったよ。」

イスズ「おお~。これだ!」
にっこりする。
イスズ「いやあ~、やはりそこにあったかあ。」
(お兄ちゃんのその切り替え、ある意味すごい。スバル、いろいろツッコミたそうな顔をしている)

イスズ「スバルは昔から捜し物の名人だったなあ。ははは。」
スバルは心の中でため息を吐きながら兄さんは変ってないなあと思う。

ケリュケイオンの中でイスズは操縦しながらスバルに話しかけていた。
スバルはほとんど物の置いてないクールなコクピットに感心していた。

が、部屋の一角に隠すように置いてある金色の箱を発見する。

高級そうなクッキーの缶に見えたので、一枚いただこうとフタを開けてみる。

何と、衝撃の物体が……。

ミラという名前の(多分)女の子らしき人からお兄ちゃん(いっくん)への痛~い手紙と
手作りっぽい、いっくんを模した手作りマスコットが。

スバル『イスズ兄さん、きっつ~!!』
ドン引きするスバル。
(このミラさんって気になる~!!)

引きまくっているスバルの気持ちに気づかずに真剣な様子で
「俺とお前は選ばれた人間だ!」
とか、何とかかんとか、シリアスな調子で格好つけて語るいっくん。
(もう、ミラさんからの贈り物がトドメになって、全然イケメンに見えないよ~)

いっくん「俺たち二人でこの戦争をおわらすぞおおお!!」
いくらお兄ちゃんがマジセリフを言っても、スバルはいっくんマスコットとイスズの顔がダブって見えてしょうがない。

イスズの誘いに戸惑うスバルだが、イスズは途中でスバルの言葉を遮る。
いっくん「大変な事になった。」
いっくん「ティラミスに目のヤツ置いてきてしまった。」
目のヤツ → アイパッチね

イスズ「あああああ、もうやばいなあ。あれ意外と高いんだよな。もう4個目だよおおおお。あ~ん、もおおおおおう。」
また、ぶつぶつしつこく愚痴るお兄ちゃん。
(うわあ、こういう愚痴のしつこい人いるー!!)
視聴者とともにスバルは久しぶりにあった兄にドン引きしていた。

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後半の内容

兄弟はイスズの本拠地の独立宇宙要塞 メトゥス=ゲルメンに到着した。
スバルは試乗用の新しいタイプのコクピットを試していた。
イスズにスバルの目覚めたユニヴァース感覚を最大限生かす為、新しいコクピットを試してもらうと言われる。
さらに新しいコクピットは内部に何かの液体で満たすタイプだと聞かされる。
パイロットからの脳波を直接期待へ送るシステムで、パイロットが思い描いたとおりにデュランダルを動かせるらしい。
(このネタ、「アビス」っていう映画に出ていたのと同じだなあ)

イスズにうまいことのせられ、試してみるスバル。

しかし、メンタルがへたれなスバルは液体が思ったよりキツかったので、
「やっぱり無理-!!待って、待って兄さん、この液濃い-!!」
と途中リタイアする。「洗面所かどこかで顔だけで練習しないと無理だよ~」
(確かに一理ある)

イスズが叱咤激励する。
イスズ「ぐっと飲み込むんだよ。ぐっと!!飲む時みたいにグッと!!思い切ってグッと!!恐怖心捨ててグッといくんだよ!!グッと!!」
(今回の名言やなあ)しょうが無いので、部下のマイバッハ中尉にお手本を見せてもらう。
お兄ちゃんの部下は皆、ユニヴァース感覚に目覚めているらしい。

そこで、マイバッハ中尉は見事に液体の馴染み方を見せてくれるが、
視聴者もスバルもマイバッハ中尉の汚い裸に
ゲッとする。液体になにやらきたならしい物がたくさん浮いている。

マイバッハの後にあの液体の中に入るのが嫌なスバル。
(その気持ちはよく分かる。初めてスバルに激しく同意したわ)

一応スバルは液体は入れかるの?と訊くがイスズは
「このままだろ。もったいないだろ」
(うわ~。スバルかわいそう)

仕方なく再チャレンジするが、液体の中は明らかに汚いものが漂いまくっている。
スバル「やっぱり無理-!!」
イスズはスバルを叱るが、スバルは兄さんもやって、手本見せろよと主張する。

イスズ「俺は….。」
何故か、お兄ちゃんは赤くなる。
イスズ「この要塞で俺だけユニヴァース感覚に目覚めてないんだ!!やったことないんだー!!」
(恥ずかしそうにいうこのシーン、お兄ちゃんちょっとかわいい♡)

イスズ「お前と違って俺は普通だから……」
叫ぶお兄ちゃんの肩をマイバッハが慰めるように肩を叩く。

銀さん……でなくて、マイバッハ中尉はイスズを慰める。
「そんなことまだわからんでしょう。」
「いっくん大佐に限って、なあ。」
マイバッハの声かけに他のクルーもいっくん大佐を元気づける。

「いっくん大佐もやってみようよ!」
と言って、仲間達がじゃれ合うようにいっくんの服を脱がせる。

いっくんもうれしそうに
「もーお前らあ~!や~めろ~よ~。」
とか言ってうれしそうに笑う。

スバルはややこしい性格のお兄ちゃんがここではちゃんと居場所があるのを見て、自分との違いにふくざつーな思いを抱いた。

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【感想】

やっと登場したお兄ちゃんはかなり鬱陶しい、残念な人だった。スバルは多少マイペースで多少人とコミュニケーションを取るのが好きでない所があっても、普通の青年だけど、お兄ちゃんのほうはかなりメンドイ性格をしている。(笑)
現実にこういう人いたら距離を取るかも。(でも、たまにいるんだよなあ、こんな人)

部下には凄く慕われているので、どこかすごい魅力があるか、もしくは周りが大人過ぎて大きな心でお兄ちゃんに接してくれているのかのどちらかかな。

なまじ美形なので視聴者の期待を一身に背負っていただろう、このお兄ちゃん、ファンの期待を裏切ったというか、反対に予想以上の期待に応えてくれたというか。
「グッと飲むんだよ~!!」って名言ですね。櫻井さんのノリノリ感が伝わっていた。
それにしてもあの手紙の主のミラさん、気になる~!原作でもいっくんは結婚願望があるセリフを叫んでいたし、実在するなら見たい!!どれだけイタい女か見たい。(^0^)