今回の名言
「だってぇ、聞かれなかったから」
ついに最終回のティラミス。
奥さんに愛想尽かされてヤケになった最高司令、キャデラック。地球を巻き込んで奥さんと無理心中しようとする。
暴走するキャデラックをイスズ達とティラミスのクルー達が団結し、キャデラックを止めようとする。
一同が熱く盛り上がる中、スバルはふとある物を見つけるが……。
目次
あらすじ
#13 BATTLE OF THE HEKATONKHEIRES PART Ⅱ
宇宙戦艦ティラミス、ついに最終回。暴走するキャデラックを止められるのか!?
地球の危機に力を合わせるイスズ隊とティラミスのクルー達。
皆が熱く燃える中、スバルはふと状況を一変させることが出来るある物を見つけてしまう。
しかし、かなり空気が読めるようになったスバルは場の雰囲気を壊さないように行動しようとするが…。
最終回でそれなりに成長した主人公、スバルの姿が見所の回。
【ここからネタバレです。】
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前半の内容
ティラミスのクルー達とイスズ隊の皆は力を合わせてヘカトンケイルから地球を守ろうと共闘していた。
皆が熱くなって一致団結する中、スバルはヘカトンケイルの壁面にゲームのコントローラーらしき物を見つける。
しかも、説明書付で…。
試しにデュランダルで操作すると、何と、ヘカトンケイルの角が動いた。
このコントーラーはヘカトンケイルのコントローラーだった。
(何で、外にあるの???)
パッカーが皆に知らせた方がいいのではと言うが、スバルは何だか皆が一致団結で熱―く盛り上がっている場に水を差すのは悪いので、言えなかった。
スバルは
「皆このドラマチックな状況で熱くなっているのに……」
「コントローラーで何とかなりますとか……」
(と言えないよー)
と叫んだ。
そこで、少しずつ動かして、皆にバレないようにヘカトンケイルを操作する事にした。
徐々に動くヘカちゃん。
ついに、軌道がズレ始め、この調子でズレ続くと地球への衝突を未然に防ぐことができるようになった。
後半の内容
自分たちのがんばりで地球が救えたと思い喜ぶ一同。
イスズのかけ声にさらに一致団結する面々。
スバルも一緒に団結しているフリをする。
(大人になったなあ(>_<。))
一方、キャデラックは勝手に起動がズレたことに驚く。
キャデラックは「ラムダβ」に修正しろと命令するが
「無理」
とあっさり却下される。
しょうがないので、手動でヘカトンケイルを操作する。
そのせいで、スバル側のコントローラーの操作性が重くなる。
そんなとき、コントローラーの解説を調べたパッカーがスバルに自爆用の裏技コマンドを見つけたことを教える。
スバルが自爆コマンドの存在に驚いていると、外野は相変わらず
「命は惜しくなーい!」
「私たちは地球を救うのよ♡」
「これで、死んでも本望です!」
「我々の名は永遠に刻まれるぞ!」
「頼んだぞ若者たちよ!」
と、盛り上がって、自分に酔っていた。
一人冷めた気持ちのスバルはそろそろこの盛り上がりがウザくなってきたので
「終わろう」
と静かに言い放ち、
さっそく、裏技コマンドを押して、ヘカトンケイルを自爆させる。
何が起きているかを、キャデラックはラムダβに状況を聞く。
ラムダβは誰かが外付けのコントローラーを使って自爆コマンドを押したことを教える。
キャデラックは
「何故、それを言わん?!」
と怒るとラムダβは
「だってぇ、聞かれなかったから」
と拗ねる。
(おいおい、どこぞのアホ新入社員かい)
ヘカちゃんが完全に起動から外れて、地球が救われたことに喜ぶティラミスのクルー達。
しかし、ヘカちゃんは無事なままだった。
そこで、パッカーが一同にヘカちゃんの弱点を教える。
さっそく、イスズの号令により皆でヘカちゃんを攻撃する。
まるで、主人公のようなイスズ。
大破するヘカちゃん。
大喜びの面々。
本当はスバルの手柄だが、空気を読んでそのことを黙っているちょっぴり空気が読めるようになったスバル。
一方、ヘカちゃんが破壊されたせいで宇宙空間へ放り出され、漂うキャデラック。
裁判所の呼び出し状を見てふと、若き日の夫婦の姿を思い出す。
「シェルビー私はどこで間違ったのだ?」
とつぶやく。
結局、キャデラックは裁判所へ行かなかったので、離婚調停は不成立となり、奥様から訴訟をおこされてしまった。
そして、イスズはスバルと再び別れ、それぞれの道を目指すことに。
(ロボットアニメの爽やかな最終回のような(^_^))
が、いっくん大佐、目のヤツをティラミスに忘れてしまった。
(ティラミスお約束ですね)
【感想】
とうとう、最終回ですが、最高司令のその後はどうなったんでしょう?
相変わらず最高司令を続けられるのでしょうか。
アニメは思いっきり打ち止め感がありましたが、原作はアニメ化されていない面白いエピソードがあるので、ぜひ続編をやって欲しいもんです。