宇宙戦艦ティラミスⅡ 8話

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今回の名言 「あーそのパンツ、僕も同じの持ってますよ~」
前半はスバルの新たな才能が目覚める。珍しいパッカーのドン引きした姿も見所の回。
後半はウザ-イ服屋の店員あるあるが満載の回。
スーツ専門店へ買い物に行ったスバルはある接客ロボットに対応されるが、このロボットがツッコミどころ満載で…。

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目次

  1. あらすじ 
  2. 前半の内容(ここからネタバレ、ご注意下さい)
  3. 後半の内容 
  4. 感想 
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あらすじ

#8 DIFFERENT FUTURE / JIKAN YO TOMARE

前半は昇進してしまったスバルは出世とともにある義務を背負う事になる。
そのことがスバルのある才能の発見に繋がるが……。
パッカーのドン引きしたかわいい姿が見られます。

後半はスバルに共感する人が多数発生することが確定の回です。とあることでスーツ専門店へ買い物に行ったスバル。
そこで、ある接客ロボットが対応してくれるが、これが服屋の店員あるあるな行動満載で、スバルはイライラする。

【ここからネタバレです。】


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前半の内容

エウロパでの激戦の後、スバルとハマーは出世してしまった!!
スバル少尉は中尉にハマー中尉は大尉になった。

パッカーは階級が上がったスバルを褒めたが、スバルは
「階級なんかどうでもいいよ」
とコクピットに引き籠もって落ち込んでいた。

彼は前回闘ったビヨンドに対して何も出来なかったことを気にし、自分がパイロットをする意味があるのかと悩んでいた。

パッカーはスバルに今日は艦内報(月刊ティラミス)の締め切り当日ということを伝える。
(これ、業界の関係者しか買わない、各産業界の専門雑誌みたい。なにげに地味で手堅い作りとか)

中尉は艦内報の一ページを担当し、原稿を書く義務があった。

スバルはパッカーの促しに渋々応じ、原稿を描いた。

パッカーがスバルの原稿を見たとたん、
「!!!」
と、言葉を失う。

パイロットであることに疑問を持ち始めたスバルは艦内報のページにくそ程どうしようもないマンガを載せようとした。

(苺大福に苺が入っているんだよね。どこが悪かったの???)

パッカーはスバルのマンガを読んで、ぞわっとして、
「あわわわわ・・・・・・」
と何のコメントも出来なかった。
(このときのパッカーの声、かわいい!)

スバルは原稿入稿などの処理を固まっているパッカーに任せる。

意外な事にスバルの描いた『フワフワ無重りょくん!!』は艦内の連中にウケてしまった。
(皆、長期化している戦争で、頭のネジがゆるんでいる)

なぜかシャワーシーンでスバルの裸が出る。
(今回のサービスシーンでしょうか)
スバルはシャワー室で、艦内の連中からマンガを褒められる。
才能があるとかおだてられて、調子に乗るスバル。

その後、スバルはマンガを描いて、描いて、描きまくった。(in コクピット)
ストーリー漫画にも手を出し、コクピットは彼のアトリエになっていた。

スバルは補給艦への買い物の帰り、ハマーに呼び止められる。
ハマーは出撃時間ぎりぎりまで姿を見せなかったスバルに
「今まで、どこにいた?」
と咎めた。

スバルは補給艦へマンガを描く本や道具を買っていた。
(見覚えのある本が……)

ハマーはスバルの襟首を掴み、圧倒的な力を持ったビヨンドのことについて言及し、
「俺はあのデカブツにブルッちまった。でもな、俺たちは遊びでここに乗ってんじゃねえんだ!!」
「てめえにしか出来ねえんだ!!てめえがやるしかないだろ!!」
と説教する。

が、スバルはほっといてくれっとハマーの手をふりほどき、コクピットへ帰る。
「俺にしか出来ないことは一つだけです」
「いくら長官だからって、部下の可能性を奪う権利はないはずだー!!」
と叫びながらデュランダルでティラミスから出て行ってしまった。

スバルはそのまま近隣惑星にある出版社へ行った。
そして、出版社へマンガを持ち込んだ。(ペンネームは星ヶ原・・・)

最初のうちは出版社の人は褒めてくれたが、
「ただ、このレベルのものはちょっと載せられないかなあ。」
と言われる。
(そりゃそうだろ)

その後、ちょこちょこだめな所を指摘される。しかも、名前を間違えて呼ばれたので、スバルは激しく落ち込む。
その後、出版社の人が雑談を始め、スバルはそれを焼き魚のような目をして聞いていた。
(腐った魚のような目ではなく?)

その後、ヤケになったスバルは敵機を20機ほど駆逐してティラミスへ戻った。

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後半の内容

今回の後半では、スバルとハマーはメトゥスの民、前線基地にいた。
そして、二人は基地を制圧するため、機動兵器から降り、基地内部へ入った。

二人は銃を構えながら奥へと進んだ。
白兵戦に気が進まないスバルだったが、早速、敵兵と遭遇し、ハマーと二人きりで銃撃戦になる。

しかし、スバルは弾がかすり、パイロットスーツに穴が開いてしまう。

腕の中の収納スペースには裁縫セットしか入ってなかった。
(何でやね~ん)

飛び出すぞとスバルに声かけするハマー。
焦るスバル。

「すみません、すぐ戻ります」
と、ハマーに言い残して、スバルは新しいパイロットスーツを手に入れるため、戦線を離脱し、デュランダルに乗ってもよりの惑星へ行った。

スーツはスーツでもビジネススーツの青木っぽいお店、AOKII(一応、パイロットスーツ専門店らしい)へ入るスバル。

スバルはサイズさえ合えばいいと思い、必死でパイロットスーツを探す。

そんなとき、接客ロボットがやってくる。
スバルはロボットにスーツをお願いする。
するとロボットは派手なスーツを持ってきて、
『昨日、入ったばかりで、ストレッチもきいて・・・』
と商品を示しながら延々と説明をし始める。

スバルはあせって、
「何でもいいですから、それ試着させてください」
といって、服を着せてもらうポーズを取る。

すると気が利かないロボットはただ、ぱさっと服をスバルへ投げつける。
スバルは
(こいつ・・・気が・・・利かない!!!)(少し怒)

試着したスバルに対して、ロボットは
「このくらいゆったり着ると今年っぽいですね」
と言った。
(出たー!!服屋の店員のお定まりのセリフ。あと“今っぽい”とかって店員さんは言うよなあ)

スバルは
(こいつ、適当なこと言って買わそうとしてるな)(ちょっと怒)
と接客ロボットにむっとした。

最初は何でもいいと思っていたが、あまりにも上下の色がちぐはぐなので、別のスーツを探し始める。

スーツにもある程度こだわりたいし、ハマーを待たせているし、でスバルはとても焦っていた。

「あーそのパンツ、僕も同じの持ってますよ~
と接客ロボットがまたしても服屋の店員お定まりのセリフを言った。

スバルはロボットの足(履帯・キャタピラとも言う)を見て、
(いくら何でもそれはうそだろ!)
と心の中でツッこむ。

スバルは超焦るあまり、ロボットの頭を掴んで振り回しながら
「俺は急いでいるんだ!!仲間が待っているんだ!!」
と初めて“仲間”という言葉を吐いた。

しょうがないので、スバルは自分が選んだ服を試着することにした。

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と、ロボットが断りも無しに
「いかがですか?」
といきなり試着室のカーテンを開けた。
(うわ~これも服屋の店員あるあるだあ。でも、スバルなんで下着はいてないの?)

その後、どうにかスーツを選んだが、レジにて携帯が会員登録の為のQRコードをなかなか読めなかったり、急いでいるのに店員(接客ロボット)が無駄に丁寧に梱包したり、出口まで送るまで商品を渡してくれなかったりといろいろスバルをイライラさせることが続いた。
(ウザイ店員の対応あるある満載だな。)

その頃、ハマーはスバルが全然来ないので、一人で乗り切った。
(ハマーえら~い!!)

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【感想】

スバルの描くマンガ、あれのオチって何……?( ̄∇ ̄)
それよりも、ドン引きしたパッカーの様子が面白かったので、つい、何度も繰り返し見てしまった。

それにしても、漫画家は本当に大変ですね。絵が上手なのは最低条件として、話も面白いのを考えないといけないし、しかも読者ウケも考慮して描きたくないのも描かないといけないし……。
何にしろ直接編集社へ、原稿を持ち込む人って、その勇気と強さに本当に尊敬してしまいます。

後半の店員あるある、スバルのイライラする気持ちがわかるー!!
こっちが急いでいると伝えているのに、無駄に丁寧に(のろのろして)商品を梱包したり、“流行ってまーす”、“お似合いで~す”、“よく売れてま~す”とか言って買わそうとしたり、着替えている途中に更衣室のカーテンをシャ~と開けたりとか、あれって嫌がらせなのかしらと思うくらいのウザイ対応が多い。

無○とかユニク○が売れているのは安いだけでなく、ひっつき虫みたいにくっついてきたり、上記のウザイ対応をしたりする店員さんがいないおかげではないかと思う。