宇宙戦艦ティラミスⅡ 12話

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今回の名言 「目標は地球の家庭裁判所だあ!!」
 
イスズの労力を横取りして、最終兵器を開発したキャデラック。
しかし、あることで衝撃を受けたキャデラックは自暴自棄になり、ラスボス化してしまう。
そして、この最終兵器でとんでもない行動に出る!!

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目次

  1. あらすじ 
  2. 前半の内容(ここからネタバレ、ご注意下さい)
  3. 後半の内容 
  4. 感想 
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あらすじ

#12 BATTLE OF THE HEKATONKHEIRES PARTⅠ
やけになったおじさんほど怖いものはないという回。
あることで自暴自棄になったキャデラックはいきなりラスボス化し、イスズの労力を横取りして開発した最終兵器で地球人を皆殺しにしようとする。
そんなとき、イスズからティラミスへある提案の為の通信が入る。
【ここからネタバレです。】


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前半の内容

キャデラックはイスズから横取りした

”碑文(参考:10話で出てきたメトゥス=ゲルメンの中にある平和記念公園、パトリシア広場に設置されているニュートロイヤと呼ばれる石碑に書いてある文章。この文章を解読すると、色々な新兵器を作るための知識が得られるらしい)

の解読したもの”を元に、極秘裏に最終兵器を開発していた。

その最終兵器「ヘカトンケイル」のコクピット「ラムダβ」はパイロットの細胞全部をデバイスとする「ラムダシステム」を搭載していた。(どこが凄いかよく分からないが、とにかく凄いらしい)


キャデラックはこの凄いコクピット「ラムダβ」を自宅で密かに開発していた。
そして、意気揚々と帰宅の途についていた。

が、秘密裏に開発していたヘチマではなく、「ラムダβ」は奥様によって家の前に他の粗大ゴミと一緒に捨てられ、近所迷惑になっていた。
驚愕する最高司令。

しかも緑のヘチマ型の「ラムダβ」には「夫婦関係調整申立事件」と印刷された家庭裁判所、名古屋支部からの呼び出し状が貼られていた。

「どういうことだ?」
と愕然とするキャデラック。
(最終兵器開発にかまけて奥様の相手をしないからこうなったんですよ。司令)

執事からの伝言で奥様は
「続きは地球の家庭裁判所でね!」
と超お怒りらしい。
(ここまで、怒らすと修復はもう無理なような気がする)
しかし、キャデラックは
「メトゥスの民の最高司令のこの私が、地球の家庭裁判所によばれてたまるかー!!!!」
と怒った。
(あ~あ)

そして、キャデラックはヘチマ(笑)の中へ入り、「ラムダβ」を機動させる。
何だかかわいい「ラムダβ」のAI。

一方、密かに進めていた碑文の解析と最終兵器の開発を横取りされて怒るイスズ。
そんなとき「ラムダβ」を搭載した最終兵器「ヘカトンケイル」を発見し、その巨大さと機能の高さにイスズ達は驚く。
ヘカトンケイルを分析していたマイバッハは中にパイロットとしてキャデラックが搭乗していることを知って驚く。

ヘカトンケイルの準備が終わったキャデラックは
「目標は地球の家庭裁判所だあ!!」
と言って、地球へ、家庭裁判所、名古屋支部へ向けて発進する。

奥様に三行半を突きつけられて、
「私の人生はおしまいだー!!地球を家裁ごと火の海にしてやるー!!」
とヤケになっているキャデラック。
(自業自得だろ( ̄△ ̄) 自分の事ばかり思っていないで、奥様の気持ちに寄り添いましょう)

連邦軍が反撃するが、びくともしないヘカトンケイル。
それどころかお返しに連邦軍の戦闘艦群を撃沈する。

もはや正気を失っている感じで
「このまま地球ごと、家庭裁判所をもやしつくしてくれるわー!!!!!」
と、ラスボス化し、とんでもないことを叫ぶキャデラック。
(お前の離婚は地球や家裁のせいやないやろ)

無敵のヘカトンケイルにいっくん大佐もティラミスのクルー達もなすすべが無い。
が、イスズはティラミスに無線を入れる。


「わたしはメトゥスの民、イスズ・イチノセ。」
(お、お兄ちゃんのクールな姿、久しぶりに見た♡)
と、自己紹介してから


「現在、地球へ向かう・・・」

と言う途中で
「分かった!」
と、すかさずヴェンチュリー艦長がOKの返事した。
(え、何で?まだ全部話してないけど)

そして、艦長はイスズと共闘することを艦内に知らせる。

歓喜に沸くティラミス艦隊と反対に戸惑うイスズ。
せっかく、原稿を用意していたのにとそれを持つ手が震えていた。
(漢字にルビが振っているけど、”総帥”っていう漢字くらい読めないの?お兄ちゃん…!?)

「まだ、何にも話してないけど!!」
とイスズは不満たらたらだった。

実はイスズがティラミスと共闘するつもりだったのは、本日販売の「週刊新潮」に既にすっぱ抜かれていた。
(なんでやね~ん)

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後半の内容

スバルはヘカトンケイルと闘うために出撃する。
皆で一斉に撃つが、全く歯が立たない。
そんなとき、イスズもビヨンドも加勢する。
(何だか全員集合になってきた)


二人がエンジン部分を撃って破壊しても、また新たなエンジンが発生して、ヘカトンケイルは相変わらず無敵だった。
(サメの歯みたい)


なんだかかわいい子供の声のラムダβのAIは調子にのっているキャデラックに
「おじさん、それでいいの?」
と問う。


もちろんキャデラックは
「地球などどうなろうと知ったことじゃなーい!がはははは!!」
という調子だったが、ラムダβは


「そうじゃなくて、さっきから出てるよ」

「鼻毛…」
と指摘。
キャデラック恥ずかしさの余り、手で鼻を隠してしまう。
(レジェンド池田秀一にそんなギャグさせていいの?( ̄ロ ̄lll))

ティラミス一行はそのまま地球へ向かうヘカトンケイルを見るしかない。
そんなとき、イチノセ兄弟の父からイスズへ通信が入る。

父はイスズにヘカトンケイルを解析したデータを送ると言った。
感動するイスズ。
さっそく、送信された起死回生のキーになるそのデータは
親父が間違えて送ったエロ画像だった。

慌てて、言い訳する親父、イスズが睨むとあわてて通信を切った。
(何の為に出てきたんや、このオッサン)
「あの、くそ親父めぇぇぇ!!」
と怒りの叫び声を上げるイスズ。
そうこうしている内にヘカトンケイルは最終防衛ラインを突破した。
一同が為す術もなく呆然としている中、スバルだけ飛び出した。

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【感想】

いきなり暴走するボスキャラ、地球の危機、為す術が無いクルー達、仲直りする兄弟、となんだか、急にロボットアニメの最終回ぽい雰囲気になってきた。
ロボットアニメ、最終回あるあるですね。

でも、シーズン3しないのかなあ。
まだまだアニメ化して欲しいエピソードがいっぱいあるんですけど。

いっくん大佐が読んでいた原稿、発表原稿あるあるだったけど、簡単な漢字にまでルビが振ってあったのはイスズらしくて笑ってしまった。