今回の名言 「刺したら死ぬかもだけど、絶対刺すー!こわいけど、刺せば済む話~!」
キャデラックの演説以来メトゥスの民と連邦軍の戦いがますます激しくなった。
連邦軍はメトゥスの民に対抗すべく、ロメオの機体でサポートすることによって、ネオ・デュランダルは新しい力を得るようにした。
しかし、その新兵器もなんだかなという感じで……。
目次
あらすじ
#11 DURANDAL RISER / PLUG-IN KERUKEIONⅡ
いっくん大佐のお子ちゃま上司ぶりに大きな心で接してくれているマイバッハさんなどの部下の皆様、えら~いと思ってしまう回。
キャデラックの演説以来メトゥスの民と連邦軍の戦いがますます激しくなった。
連邦軍もメトゥスの民もそれぞれ新兵器が登場する。
が、ネオ・デュランダルとサポート機の合体後の姿がなんだかな~という感じで、サポート機のパイロットのロメオはがっかりする。
先輩面するスバルは厳しいことをロメオに言い放ち、ロメオは葛藤してしまうが……。
なかなか前向きなロメオ君、報われないのがちょっとかわいそう。
後半はイスズの新型機、ケリュケイオンⅡ登場。今度は三人で搭乗するタイプだった。
新型の性能に感動するマイバッハ達。
いよいよ出撃するとき、イスズの部下への裏切りとヘタレっぷりが明らかになり、さすがにマイバッハはイスズを責める。
すると、部下に責められ、拗ねたイスズはヤケになり一悶着起こる。
【ここからネタバレです。】
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前半の内容
高司令官キャデラックが煽った…名演説のせいで地球連邦軍とメトゥスの民の争いは日増しに激化していた。
スバルとロメオも一緒に出撃していた。
先輩面してえらそうに上から目線でロメオにダメだしするスバル。
(はあ?スバル、お前8話でハマーを見捨てたくせに、よく後輩に偉そうに出来るな?)
でも、素直なロメオは自分の力の至らなさを反省する。
(いい子や(^_^))
敵の本拠地が見えたので、これを叩くために二人はロメオのデュランダル・ライザーを使う事にした。
ロメオが乗っているD・ライザーがデュランダルと合体して、デュランダルをサポートする仕組みになっていた。
そして、D・ライザーがデュランダルと合体し、ロメオは
「僕はこのD・ライザーでスバル中尉の翼になるんだ!」
と気合いを入れる。
(ロメオの方が主人公みたい)
合体後、ロメオがなったのは翼というより、どっちかというと先っぽだった。
(これ、暴発したら死ぬよね(´Д` ))
ロメオはえ~え~という表情をして、
「合体するとこんな所にくるんだ」
とがっかりする。
「ス、スバル中尉、自分がここにいる必要ってありますか?」
と聞くとスバルは
「じゃあ、降りる~?俺は別にいいけど。降りるなら操縦系統こっちへ移してくれる?」
と冷た~い対応。
(ひどー、このヘタレ野郎。後輩にちょっと冷たいんとちゃうか?( ̄△ ̄))
ロメオは降りるボタンを押すかどうか迷う。
(バスのボタンやんかー!)
しかし、ロメオはスバルの元で学んで一流のパイロットになると決めた事を思い出して、留まる。
「自分も最後まで中尉と闘います!!」
と元気よく言う。
それを聞いてスバルは了解し、メトゥスの民の本拠地を撃つことにする。
「3,2,1で同時にトリガーを引く」
と言って、二人同時にスイッチを押すためのカウントを始める。
3,2,1、カチッとボタンを押すロメオ。
しかし、スバルは3,2,1,ハイ!と言ってから、カチッとボタンを押した。
スバルとタイミングがズレ、ロメオは
『1、ハイ、カチッなの!?1、カチッじゃなくて~?』
と驚く。
(ロメオ、君が正しい。スバル、自分がズレている自覚ないだろうな)
すると、スイッチを押すタイミングがズレたせいで、メガ光量子砲も照準がズレてしまい、思いっきり量子が曲がり、宇宙の彼方を撃ってしまった。
「あちー!!」
と、突然、ロメオはお尻に激熱を感じ、反射的に立ち上がってしまった。
ロメオのコクピットの下を通過したメガ光量子のせいでとんでもない熱が発生したせいだった。
そして、そのとんでもない熱はスバルのコクピットにも届き、
「あっつ~!」
とスバルも反射的に立ち上がった。
(設計したのはあのオトンかな?)
後半の内容
一方、メトゥスの民側。同時刻、イスズのほうにケリュケイオンⅡが届けられた。
今度は三人で搭乗するタイプだった。
イスズとマイバッハがケリュケイオンⅡに乗り込むと先に別の部下のレクサムが先に到着していた。
新型はコクピットのシートの頭の部分に針みたいなもの(ヘッドレストデバイスと言うらしい)に頭を差し込んで、機体と繋がるらしい。頭は事前に針を入れられるよう、外科手術する。
(機動戦士ガンダム、鉄血のオルフェンズの阿頼耶識システムみたいなものですね)
先に針を頭に刺して、機体と繋がっていたレクサムは
「凄い」
と言った。
マイバッハは
「ヘッドレストデバイスにプラグインした3人分の脳波で機体を操縦するなんざ、まるで神話かなにかの三頭龍だ」
と感動する。
さっそくマイバッハもヘッドレストデバイスにプラグインする。
(要するに、シートの針を頭に差し込んで座る)
なにやら凄い感覚がするらしく、マイバッハもおおーと感動する。
しかし、マイバッハがさっきから静かなイスズを不思議に思いながら彼が座っている方を見ると、
「いっくん大佐だけプラグインしてねえ!?」
と驚き、さらに、針の部分を領収書刺し代わりにしている事にさらに驚いた。
マイバッハがイスズに声をかけると、イスズはかすかに震えていた。
まさかと思い、イスズの頭をチェックすると、イスズだけ手術してなかった。
「プラグイン装置の手術してねえじゃないですか!!」
と驚くマイバッハにイスズは
「いまいち気が乗らなくて」
と言い訳した。
気が弱いイスズはクリニックのパンフレットの説明を見ただけで怖くなって手術出来なくなったのだ。
(確かに怖そうな手術だけど)
「ほんと、ごめん」
と軽く謝る。
もう一人の部下のレクサムもやってきて、イスズが怖さのあまり、手術しなかった事を知って、呆れる。
が、イスズはさらに
「怖いだけじゃ無く、保険適応外だったのも納得出来なかったというのもある」
「あと、術後三日間は寝返り禁止って」
とさらに言い訳する。
さすがに仏のマイバッハも怒り、
「それは、俺もレクサも我慢しました!!」
「そもそも、いっくん大佐がユニヴァってないから俺たちシンクロしてぇ…(怒)」
と、まくし立てた。
(あの手術ってイスズが原因で二人とも頭に穴をあけたの!?そりゃ、マイバッハさん怒るわ)
さすがにマイバッハの勢いにイスズは一瞬黙り込んだ。
が、次の瞬間、イスズは逆ギレし
「あー!!もう!!分かった!!じゃあ、もうプラグ刺す!!刺せば済む話~!」
「刺したら死ぬかもだけど、絶対刺すー!こわいけど、刺せば済む話~!」
と例の口癖を入れつつ、叫びながら、針を頭に刺そうとやけくそになった。
(何、拗ねとんのやこの兄ちゃん)
さすがに二人の部下はイスズを止めようと三人はもみ合いになる。
そのひょうしにイスズはヤバいボタンを弾みで押してしまう。
レーザービーム砲らしいものが発射される。
ビーム砲はアパホテルっぽい建物の看板をかするが
幸い、砲弾は大通りに沿ってたので街の破壊は免れた。
三人は目と目を合わせてから
「あっぶな~」
と、同時に言って、同時にほっとする。
(この場面、ツボにはまった)
「いっくん大佐これ」
とマイバッハが人気パン屋さんの食パン一本を見せ、危ないからとイスズのシートの例の針に刺してくれた。
(マイバッハ、何で食パン持っていたの?)
イスズは食パンをヘッドレスト代わりに試した。
「あっ、いいかも♡」
とご満悦。
で、三人は出撃した。
こんな事はイスズのチームでは日常茶飯事で、その度に
「この人はこういう人だから」
と、いう空気が流れているらしい。
(皆さーん!そこまで、大人にならなくていいから!!たまにはイスズにヤキ入れようよ(´Д` ))
【感想】
今回も笑わせてもらいました。
なんか、スバルみたいに普段はヘタレのチキン野郎のくせに後輩の前では先輩風を吹かせる奴っているなあ。
ちょっと、ポイントが下がったわ。
ロメオと主人公変われや!
報われないロメオ君、このまま報われない路線を突き進むのでしょうか。(>_<。)
いっくん大佐、相変わらずの子どもっぽさは視聴者の期待を裏切りません。
もはや定番のギャグになっています。(^_^)
でも、実際に「この人こういう人だから」と周りに諦めさせて、我儘し放題しながら上手に世の中渡っている人いるなあ。(怒)
イスズ班の人たちエライ。お二人はイスズの為に頭に穴をあけたのに…。
大人と言うか、達観しているというか。
イスズ、お前も『阿頼耶識システム』の手術しろや!
イスズ班はマイバッハさんと他の部下達の人徳でもっているみたい。