約束のネバーランド 第1話 「121045」

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11歳の孤児の少女エマはグレイス=フィールドハウスという施設で他の孤児達と暮らしている。
エマは人なつっこくてハウスとママと呼ばれている子ども達の面倒を見ている女性が大好きだった。
が、幸せだったエマの生活はある子どもが養親の元へ引き取られた時、ハウスの驚愕の秘密を知ったことで暗転する。

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目次

  1. あらすじ 
  2. 前半の内容(ここからネタバレ、ご注意下さい)
  3. 後半の内容 
  4. 感想 
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あらすじ

オススメ理由
★サスペンス度高し
★絵柄がかわいい、キャラクターが魅力的
★先の読めない展開
★それほど残酷な描写は無い(今のところ)

2016年より週刊少年ジャンプで連載が始まったマンガを原作としたアニメです。
概要は
11歳の孤児の少女エマはグレイス=フィールドハウスという施設で他の孤児達と暮らしている。


エマ

彼女は人なつっこくてハウスとママと呼ばれている子ども達の面倒を見ている女性が大好きだった。


ママ

が、幸せだったエマの生活はある子どもが養親の元へ引き取られた事がきっかけでハウスの驚愕の秘密を知り、暗転する。
圧倒的な不利な状況でエマと仲間の少年達は知恵を駆使し生きるための戦いを始める。
(何か、BANANA FISHを彷彿とさせる。みんな死なないで-!!(涙))

主な登場人物はヒロインのエマ、ノーマン、レイ。そして、主人公達が育てられているグレイス=フィールドハウスという施設の職員で、子ども達を育てているママ。

↑体力自慢のエマ

↑知性派のノーマン

↑クールなレイ

↑優しい……ママ(イザベラ)

一話は主人公達の施設での幸せな暮らしがこれでもか、これでもかと言うくらい描写されます。
視聴者は前知識が無くても何となくじわじわと漂ってくるホラー感(あまりにも出来すぎた幸せ感とかママと呼ばれている女性のどこか不自然な笑顔とか)で何かとんでもないことが起こる予感がします。
そして、ラスト近く、エマはハウスのとんでもない秘密を見てしまう……。

一話は出来のいいホラーです。しかも、ホラー映画に例えると最初の山場の所で終わってしまいます。
次回はどうなるのー!!!って感じです。

【ここからネタバレです。】


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前半の内容

冒頭は幼い時のエマが施設の門から外へ繋がる通路を見ているシーンから始まる。
同じ施設で育ったノーマン、レイとの会話から施設は森と門によって囲まれ、危ないのでそこから出ないように言われ、三人は施設から出たことが無い事が分かる。

施設ではエマは11歳の最年長で幼い子ども達の面倒をよく見ていた。
また、子ども達はママと呼ばれている一見聖母のような女性に育てられている。

が、幸せな食事の風景の中で子ども達の首に彫られた番号がクローズアップされ、どことなく不穏な空気が漂ってくる。

ちなみにエマの番号は“63194”、ノーマンは“22194”、レイは“81194”。
何の数字化は明らかでは無いが、この数字、右から読むという説がある。子ども達の番号は右二桁が同じ数字ぽい。

施設ではコンピューターとAIを使った勉強もしていた。エマとノーマンとレイは頭が抜群に良く、テストで満点を取っていた。
アメリカの田舎にあるお家のような施設の中で思いっきり違和感のあるこのシーン。
この物語の時代が現代もしくは未来と言う事を示している。

午後は自由時間で、だいたい子ども達は森で鬼ごっこ(どちらかというとかくれんぼうに似ている遊びだが、わざと鬼というキーワードを使っているような感じがする)をして遊んでいる。
ノーマンが鬼になるが、頭がいいのでエマを除いて、全員捕まってしまう。(レイは不参加)

が、ノーマンは死んだふりをしてエマを誘い出し、エマを捕まえる。
悔しがるエマ。

レイに身体能力はエマの方が上だが、エマにはノーマンと比べて圧倒的に戦略が無いと指摘される。

二回目の鬼ごっこでエマは引き寄せられるかのように森の奥へ進み、柵のある所まで行く。
そして、そこにはノーマンもいた。
さらにレイもいつもまにか来ていた。
そこは、危ないのでその柵から向こうへは絶対に行かないようにとママに言い聞かされていた所だった。

レイは柵の向こうは危ない物は何もないと言う。

↑ ドン

そのレイの言葉に後押しされて、三人がもしかして柵を越えるかもという感じの時、タイミング悪くドン達がやってくる。
そして、子ども達がおしゃべりし始める。

彼らの話から
・子ども達は皆12歳になるまでどこかへ引き取られる。
・引き取られた子ども達から手紙が全然来ない。(視聴者はこの辺で引き取られた子ども達の運命が何となく予感出来る)
・あまり、勉強の成績の良くないコニーは近々引き取られるらしい。
と言うことが分かる。

子ども達がもし外へ出たら何をしたいかという話になって
「洋服を買いたい」とか「いろんな所へ出かけたい」と言う夢のある言葉が飛び交うが、
レイだけが
「まずは生きていかなきゃ」
と妙に重い事を言う。

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後半の内容

その夜、皆に見送られながらコニーがママと一緒にハウスを出て行く。
しかし、コニーが家を出てから、エマはコニーがお気に入りのウサギのぬいぐるみを忘れた事に気づく。

ノーマンと一緒に届けに行くことにし、門まで走って行く。
門の所へ行くと車が止まっており他には誰もいなかった。

エマが車の荷台にぬいぐるみを入れようとし、その中を覗くと……。

エマの顔が((((;゚Д゚)))))))
エマの異変に気づき、ノーマンも荷台を覗くと……。

ノーマンの顔も((((;゚Д゚)))))))

荷台の中は((((;゚Д゚)))))))
コニーの悲惨な死体が!!!!!(ぎょえぇぇぇぇ。いったいどんな殺され方したんや)

なぜか、胸に赤い花が刺さっている。

「おい、声がきこえたぞ」
と守衛さんの控え室のような所から男性の声がする。
慌てた二人はトラックの下に隠れる。

声の主が複数出てくるが、その声の主は……

見たことも無い化け物((((;゚Д゚)))))))

エマ、必死で口を押さえて悲鳴を出さないように頑張ります。
(11歳の子どもにしてはよう頑張った。エライ、エライ)

彼らはコニーの死体をつまみながら
「うまそうだなあ。やっぱり人間の肉が一番だ」
と言った。
そして、そのままコニーの死体は保存液みたいな溶液に満たされたガラスの容器の中へ入れられる。

化け物達の会話からコニーは(多分)化け物の中でも金持ち用の食肉として出荷されるらしい。
どうも食肉のランク=子ども達のテストのスコアらしい。

↑ 63194→エマ 22194→ノーマン 81194→レイの数字がある

そして、化け物の一人が何やら書類を見ながら
「このところ並の出荷が続いているが、ようやく上物を出荷できるな」
と言った。
化け物の見ている書類はエマ、ノーマン、レイの首の番号が記載されている成績表のようなものだった。
(って、エマ達ももうすぐ出荷されるの!?)
突然、ママ、イザベラが登場する。

↑イザベラの顔こわーい

化け物と彼女の会話している内容と様子から、エマとノーマンはママ(イザベラ)も化け物の仲間だと知ってしまう。
さらに化け物は
「フルスコアのこの三人もすぐに出荷しろ」
とイザベラに命令する。(フルスコア三人=主人公の三人)
(キャー主人公、危機一髪!)

と、化け物のリーダー格みたいなのが二人の匂いに気づき、トラックの下を覗く!!!が二人はすんでのところで逃げ出す。

施設の庭まで二人は逃げるがショックで泣き出すエマ。
自分たちの存在理由を知って軽く正気を失うエマ。
さすがのノーマンは冷静にハウスを逃げようとエマを力づける。

ノーマンは皆と一緒に逃げる方法を考えようと言って、エマを元気づける。
その二人の会話を部屋の外から聞いているレイ。

ラスト、エマが忘れたぬいぐるみを見つけるイザベラ....。顔こわい……。

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【感想】

有名な人気漫画だったのである程度話の大筋は知っていても、ラストのホラーな展開はやっぱりショッキングだった。

施設で幸せに暮らしている孤児達が実は政府やマフィアなどの組織に利用されるために育てられていて、施設から出たとたん悪者に食い物にされるという展開はマンガや映画でよくある設定である。

こういう設定では主人公達はそのまま素直に自分の運命を受け入れて(受け入れるなー!!!と思うけど)死んでゆくパターンと運命に抗い生きるための戦いをするパターンに別れる。『約束のネバーランド』は後者のタイプですね。ガンバレー!!

しかし、戦えそうな使えるキャラクターは、頭はいいけど11歳の子ども三人、あとはどう考えても足手まといの大勢の子ども達、それに対して相手は人食い鬼達とその手先の大人。しかも、必要な情報が圧倒的に少ない!

ハウスの外へ出たことが無いエマ達は外の世界はどうなっているのかが全く分からない。下手すれば外の世界はバイオ・ハザードのゾンビ並にあのデカい人食い鬼がうようよいるかもしれない。

こういう状況でエマたちはどのように運命を切り開いていくのでしょうか。世界の謎が徐々に露わになっていくと思いますが、これからの展開が楽しみです。